やがて、戸が少し開いて、光りの帯が、道の白い雪の上に長く伸びました。「わあーっ

子ぎつねは、その光があまりにまぶしかったので、

面食らって、なんと、まちがったほうの手を・・・・、

お母さんが、出しちゃいけないと、言って聞かせたほうのきつねの手を、すき間から差し込んでしまったのです。

てぶくろを買いに11
作:新美 南吉 絵・音声:亀崎小学校PTA図書部



画像をクリックすると次のページへ進みます。