昭和５６年１１月　　衣浦港緑地計画で、亀崎の海浜緑地を整備することが
　　　　　　　　計画される｡

昭和６３年　　　　浜辺への山車の引き下ろしが行える、人工海浜建設に　　　　　　　　　　　　　向けてスタート

平成２年　　　　　工事が始まる

平成５年　　　　人工海浜完成　山車の引き下ろしが行われる

平成９年４月３０日　　緑地公園全体が完成　開園式

なぜ　人口の浜をつくったのか？

　亀崎は昔から山車を海に引き下ろす『祭りの町』（潮干祭り）として発展してきました。しかし、昭和３４年の伊勢湾台風の被害により、高潮防潮堤が築かれたため、海へおろすことができなくなり、山車の引きまわしも、陸上だけになってしまいました。
　地域の人々は山車の浜辺への引きおろしを復活させたいという思いを強く持っていました。そこで、昭和６３年山車の引きおろしのできる、人工の浜作りが実現することになりました。
　山車を人工の浜に引きおろすには、山車の重量が５トンもあるため地面が沈下すること、山車が転倒する危険が予想されました。山車を引く人や見る人の安全性について、潮干祭り保存会の人に意見を聞いたり、実験を行ったりしながら計画が進んでいきました。
　平成５年４月２５日、実際の山車を使って、浜で試験引きをしました。そして、その年の５月３日・４日の本番の潮干祭りで、３４年ぶりに念願の浜への引きおろしが実現しました。

　　浜へ引き下ろされた山車

完成したときの様子
平成９年４月３０日　開園式が行われ一般に開放されました。そのときの様子です。