4 カリキュラム 

(1)目 標

ネパールの子どもたちとの交流を通してネパールについて知り、自分たちにもできる国際貢献について考え実行することができる。

  ・ネパールの人々や子どもたちと交流を持つことにより同じ地球人としての自覚を持つ。

  ・交流するためにコミュニケーション能力を進んで磨き上げようとする。

ネパールを理解し自分達でも国際貢献をすることができたという自信を持つことにより、他のアジアの国々についても進んで理解しようとする。

(2)学習活動の展開

小単元(時間)

学 習 活 動

留 意 事 項

ネパールについて知ろう

(8)

1、ネパールについて詳しい人の話を聞く。

     ネパールの位置

     ネパールの地形、気候

     人々の生活の様子 など

     子どもたちの質問

 

 

2〜5、ネパールについて図書資料やオンライン資料等で調べてまとめる。

 

 

 

 

 

 

6、ネパールの留学生の話を聞く。

・ネパールについて調べて、疑問に思ったことやわからなかったこと

を留学生から聞く。

 

 

 

 

7、調べてまとめたことを発表する。

 ・自分の調べた事を一人ずつみんなの前で発表する。

 

8、ネパールについて調べたことを他校にも発表し、情報交換する。

・ネパールを何回も訪問している人を学校に招く。

・ネパールの写真をふんだんに使ったプレゼンを行う。

・ネパールは世界最貧国のひとつであることをおさえる。

・人々が一生懸命に生きている様子を知らせる。

・ネパール関連の図書を用意しておく。

・ネパール関連のwebページのリンク集を用意しておく。

・調べるテーマは個人の興味関心を尊重する。

・同じくネパールについて調べている日本の交流校と情報交換をする。(メール、テレビ会議、web等)

・調べたことは画用紙かコンピュータでまとめさせる。

・国際交流協会にネパールからの留学生の派遣をお願いする。

・主にネパールの子どもたちの様子について知らせてもらう。

・ネパールでの食費と日本での食費を比べさせ、ネパール人の所得と生活費について考えさせる。

・コンピュータでまとめた子の作品は校内データベースに入れる。

・画用紙にまとめた子の作品は教室に掲示する。

・TV会議やWEBを使い、他校の情報やまとめ方のよいところを参考にさせる。

ネパールの小学校支援宣言!

(3)

1、ネパールの小学校の様子を知る。

 

 

 

 

 

 

 

 

2、同じ小学生として、自分たちでできる事を考える。

     募金活動

     文房具集め

     古長靴(山間僻地校希望)など

 

3、ネパールの小学校支援宣言をして、支援物資を集める。

・調べ学習でネパールの小学校について調べた児童のまとめをもとにする。

・日本ではだれもが持っている文房具がネパールの山間僻地校ではだれももっていない実態を知らせる。

・自分たちが何気なく使っていた文房具がネパールでは貴重品であることに気づかせる。

・劣悪な学習環境を知らせる。

・普段、自分たちが物を大切にしているかどうかを見直させる。

・無理なく自分たちでできる支援の方法を考えさせる。

・集めた支援物資は8月にネパール訪問団が持っていく。

・カトマンズの小学校にはパソコンを持っていきインターネット環境の構築を、山間僻地校には発電機を持っていくことを知らせる。

ネパールの友達

(8)

1、8月に支援物資を持っていったネパール訪問団の訪問時の様子を聞く。

 

2、カトマンズの小学校にEメールを書く。

 

 

3、カトマンズの小学校とTV会議をする。

 

 

4、ネパールからのお客様をどのように歓迎するか話し合う。

5、キラン校長と小学生1名の来日歓迎会をする。

6、ネパールの小学生に亀崎小学校の生活を知らせるとともに、ネパールとの違いについて聞く。

7、ネパールからのお客様のさよならパーティを企画する。

8、キラン校長と小学生1名のさよならパーティをする。

・ネパールで見てきたことを写真をふんだんに使ったプレゼンにて知らせる。

・みんなの支援でネパールの小学生がどれだけ助かったかを報告する。

・日英翻訳ソフトの使い方を説明する。

・英語に翻訳してから送信させる。

・返信が来た場合は翻訳ソフトで日本語に翻訳させる。

・事前に指導者同士で打ち合わせをしておく。

・キラン校長と小学生1名が来日することにふれる。

・歓迎会の企画・準備・運営を自分たちでできるように支援する。

・学年集会でキラン校長と小学生1名の歓迎会を自主運営させる。

・小学生1名は約10日間、ホームスティをしながら亀崎小学校に通う。

・生活しながらお互いを理解する。

・さよならパーティの企画・準備・運営を自分たちでできるように支援する。

・楽しい思い出とともに、これからも友達として交流を続けていこうとする気持ちを大切にさせる。

友情の輪をひろげよう!

(17)

1、ネパールの小学校にメールを出す。

 

 

2、これからのネパール支援について考える。

 ・学年全体から児童会へ

 ・児童会から地域へ

 

 

 

 

 

 

 

 

3〜7、学校祭で「ネパール展」を開く準備をする。

 

 

 

 

 

810、「ネパール展」を開く。

 

 

 

 

11、「ネパール展」の反省をする。

 

1215、アジアの他の国について調べる。

 

 

 

 

 

 

16、調べてまとめたことを発表する。

 ・自分の調べた事を一人ずつみんなの前で発表する。

 

17、学習のまとめをする。

・子どもたちの自由な時間を使ってメールの送受信をしていいことを確認する。

・ネパールの友達と一緒に過ごした日々

を思い起こさせる。

・きめ細かい支援は相手とのコミュニケーションが大切であることを実感させる。

・支援活動を学校全体へ、学校全体から地域へと広げる活動を支援する。

・事前にPTAや地域のコミュニティにも児童の支援活動について説明をしておく。

・自分たちでも国際貢献できる自信を持たせる。

・「ネパール展」を開くことにより、今まで自分たちがしてきた活動を全校の児童に知らせる。

・わかりやすい展示にするためにはどう

すればよいか考えさせる。

・展示に必要な物を作らせる。

・当日の当番と係りを決めさせる。

・地域の人々にも開放して見ていただく。

・低学年にも親切にネパールについて説明できるように支援する。

・「ネパール展」での様子をネパールの交流校に知らせる。

・「ネパール展」の反省会をすることにより、ネパールについてのまとめをする。

・自分の調べたいアジアの国を1国とり上げさせる。

・調べるテーマは個人の興味関心を尊重する。

・アジアの国々に関する図書や資料をあらかじめ用意しておく。

・ネパールを支援したときの視点を思い起こさせる。

・コンピュータでまとめた子の作品は校内データベースに入れる。

・画用紙にまとめた子の作品は教室に掲示する。

・学習を終えた感想を書かせる。